もしものために… 社員各自の机にヘルメット
私の机には、小さな安全サポーターがいます。防災用のヘルメット君です。
地震が起きた際に頭をすぐに守れるよう、机にぶら下げています。
このヘルメットは私物ではなく、パンダ工房の防災グッズの一つです。
今まで防災グッズとして社内ロッカーの中で眠っていましたが、今年から社員一人ひとりの机に置いています。
きっかけは、今年の新年会で能登半島地震について話していた時のこと。
「もし勤務中に地震が起こったらどうする?」という社内の地震対策についての話題からでした。
もし会社で地震に遭ったら、どうします?
とりあえず、外に逃げた方がいいですよね?会社のビルは築年数が古いから崩れそうですし…
そうですね。
机の下に隠れるより逃げた方が良いかもしれないですね。
たしか会社のロッカーにヘルメットがあったと思うので、それを被って避難しましょう。
でもロッカーからヘルメットを出して被ってたら、避難が遅れそうですね…。
備蓄としてロッカーにあるだけじゃ、あまり意味がないのかも。
確かに…
「ヘルメットがあるから大丈夫!」と安心して、いざという時に使えるかまではあまり考えていなかったことに気付かされました…。
この会話から数日後、社員それぞれが手の届く範囲にヘルメットを置くようになりました。
実際には社員各自でヘルメットを置き始めたというより、社長がロッカーからヘルメットを取り出して、社員一人ひとりに配っていきました。
さらにヘルメットが机の上で邪魔にならないよう、後日ヘルメットをぶら下げるための机用のフックまで社員に買ってきました。
そのフックを使って、私や他の社員は机にヘルメットをぶら下げています。
ちなみに社長は、机の上に飾っているパンダのぬいぐるみにヘルメットを被せています。
このヘルメットの置き方はパンダ好きの社長らしくて、なんだかほっこりしました。
いざという時の備えですが、本当にヘルメットを使う日が来ないことを願うばかりです。
書いた人・ねっこ